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水晶デバイス用
ソケットとは

水晶デバイスとは

半導体は「産業の米」と呼ばれていますが、水晶デバイスは「産業の塩」と呼ばれています。
塩は主役ではありませんが、料理の味を調えるのに重要な役割を果たしています。例えばマイコン(Microcontroller Unit=MCU)と呼ばれる半導体があります。マイコンは炊飯器、テレビ、エアコン、冷蔵庫などのあらゆる電気製品に使用されていますが、単体では稼働しません。マイコンには必ず基準クロックを発生する振動子を接続させないと動きません。つまり水晶デバイスがないとどんなに優れたマイコンでも単体では稼働できないのです。このようになくてはならない存在なので「産業の塩」と呼ばれています。また、自然界にある鉱物を電子部品として使用している水晶デバイスはとてもユニークな電子部品だと思いませんか?

特徴
  • 規則正しい
    基準信号
  • 安定した
    周波数
用途
スマートフォンなどの携帯電話/時計/デジタル家電/テレビ/自動車など様々な電子機器で使用されています
水晶デバイスとは

水晶デバイスの原理

圧電効果とは水晶に圧力を加えると電気が発生する現象のことをいいます。
これは1880年、フランスの物理学者ピエール・キュリーとジャック・キュリーの兄弟により発見されました。振動子や発振器などの水晶デバイスはこの圧電効果の原理を利用しています。

水晶デバイスの種類

水晶デバイスは大別すると下記のようになります。 

振動子 音叉型水晶振動子
AT水晶振動子
発振器 SPXO(水晶発振器)
VCXO(電圧制御水晶発振器)
TCXO(温度補償水晶発振器)
OCXO(恒温槽付水晶発振器)
フィルタ 水晶フィルタ
SAWフィルタ

評価用ソケットとは

パソコン、スマートフォン、家電製品、自動車等のあらゆる製品に不可欠な電子部品は、安全に使えるように製造時に様々な検査・評価が行われます。
この検査・評価を行うため、装置と多種多様な電子部品をつなぐ役割を果たすツールがソケットです。

水晶デバイス用ソケット

水晶デバイスを検査・評価するために使用するソケットです。

  • オープントップ型(CXCシリーズ)

    オープントップ型(CXCシリーズ)

    オープントップ型ソケットは、独自のデバイス挿抜方法により量産時の自動機および手動測定の双方に適した構造を有しています。

  • クラムシェル型(CXPシリーズ)

    クラムシェル型(CXPシリーズ)

    クラムシェル型ソケットはおもにプローブピンコンタクトを使用しており、手動挿抜のため、評価・試験用に適しています。

  • バタフライ型(CXXシリーズ)

    バタフライ型(CXXシリーズ)

    バタフライ型ソケットは、量産時の自動機に対応するよう専用設計されたソケットです。

水晶アプリケーションと
評価用ソケットの相関

水晶デバイスの種類により検査・評価項目が異なり、ソケットの使われ方も異なります。

高精度

一般用

水晶デバイス アプリケーション 検査ニーズ ソケット要否
OCXO OCXO 基地局、計測機器 エージング
(1週間)
TCXO TCXO 自動車、基地局、
スマートフォン
温調試験
(6時間ROM書込)
VCXO VCXO 産業器機 電圧/温度特性試験
(数分)
評価試験のみ
SPXO SPXO 自動車、産業器機、
民生、他
温度特性試験
(数分)
用途によっては
温度特性試験が必要

MiSが作るソケットの強み